筋トレ豆知識③
筋トレで経営が健康に?
プレゼンティーズム・アブセンティーズム、、、
聞きなれない言葉です。
プレゼンティーズム(Presenteesim)とは、「疾病就業」のことで、心身の不調のため、仕事のパフォーマンスが低下している状態のことをいいます。
ざっくり言うと「調子が悪くて、仕事がはかどらない状態」です。
アブセンティーズム(Absenteesim)とは、「欠勤、休職、遅刻、早退」など職場にいることのできない状態のことをいいます。
以前は、仕事を休むアブセンティーズムの予防・対策に重点がおかれていましたが、近年はプレゼンティーズムの予防・対策が重要視されています。
なぜかといいますと、
このプレゼンティーズム、「はかどらない状態」による経済的損失が大きいからです。
その試算、なんと19兆円というのです。
健康経営指標としてのプレゼンティーズム | 健康経営コラム | メディコム | PHC株式会社 (phchd.com)
もう、訳が分からない数字です。
たしかに、普通なら1時間で終わる仕事が、具合が悪いことで、3時間、4時間かかってしまえば、
単純に2~3時間の損失が生じていることになりまね。
企業における従業員の健康問題に関連するコストの内訳は、
医療費・薬剤費は25%、アブセンティーイズムは11%を占めるのに対し、
プレゼンティーイズムは64%を占めているといいます。
つまり、健康的に仕事をすることは、会社にとっても経済的損失を回避するという意味からいっても重要であると考えられます。
近年よく聞く「働き方改革」、その中に『健康経営』という言葉を聞くことがあります。
これは、健康経営(けんこうけいえい)とは、従業員の健康増進を重視し、健康管理を経営課題として捉え、その実践を図ることで従業員の健康の維持・増進と会社の生産性向上を目指す経営手法のことをいいます。(Wikipediaより)
健康経営がもたらすメリットは、
従業員が「健康になる」「生き生きと働ける」というだけではなく、
労働生産性の向上、
企業価値やイメージの向上、
従業員の定着・離職率の改善、
医療費の負担が減る、
という点が上げられます。
また、厚生労働省では、
健康経営に繋がる、
時間外労働等改善助成金
業務改善助成金
人材確保等支援助成金
受動喫煙防止対策助成金
労働環境を改善するための助成金を発表しています。
今後も企業における従業員の健康維持・増進における取組は活発となっていくでしょう。
https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-12401000-Hokenkyoku-Soumuka/0000171483.pdf
というより、10年で9割が倒産されるといわれる厳しいこの時代、
このような取り組みをしないと生き残っていけないのかもしれませんね(-“-)
そういえば(?)、プレゼンティーズムの大きな要因でもある
肩こり、首のこり、腰痛は
急性的な炎症や基となる疾患がない限り、(かかりつけのお医者さんに相談のうえ)
基本的には「動かすこと」が対策となります。
そう、運動、フィットネスそして、「筋トレ」です!
肩こりについては、首の後ろから背中まで広い範囲を覆っている『僧帽筋』がパソコン作業などで引き延ばされ続けると
血行障害、筋緊張の慢性化などにより生じます。
筋トレでは肩をすくめる「シュラッグ」や肩周辺や背中の筋肉をきたえる「ローイング系」の種目もおすすめです。
「肩甲骨はがし」といわれるテクニックもいいですね♪
これらはあくまで一例です。
肩や首や腰がつらいと感じ続けると、自律神経にも悪影響を及ぼす恐れがあります。
自律神経症状である頭痛、めまい、吐き気を常に抱えていると抑うつ状態に発展するという負のスパイラルが起きる可能性もあります。
筋トレで体調を整え、経済も体調を負のスパイラルにならないよう、
元気にいきましょう☺
今回はこの辺で。ではでは。